保険会社(自賠責保険会社、任意保険会社)への請求(022)

保険会社に対する請求方法は2つあります。


①まず自賠責保険会社に請求し、
足りない分を任意保険会社に支払ってもらう。

②自賠保険会社に請求せず、任意保険会社に一括請求する。
(被害者に対して支払ったあとで任意保険会社が自賠責保険に請求する)


どちらの場合ももらえる額は同じです。

例外として裁判になった場合は

「遅延損害金」

という金利が発生します。


よくある問題は

「過失相殺」

によって、被害者の賠償金額は減額されるので、
任意保険会社の担当者と被害者の示談の
交渉が長引くことがよくあります。

逆に自賠責保険会社は過失割合が
高くても(7割未満の過失までは)
減額はなく満額支払われます。

但し、被害者が怪我をした場合で被害者の
過失割合が7割を超えた場合
賠償金や保険額から2割の削減になります。

例外として後遺症や死亡した場合は下記の通りになります。

・被害者の過失割合:7割以上8割未満→2割減額

・被害者の過失割合:8割以上9割未満→3割減額

・被害者の過失割合:9割以上10割未満→2割減額


大切なことは、被害者の過失割合が高い場合は
任意保険会社から支払われる損害賠償金額が
自賠責保険会社から支払われる賠償金額に
おさまってしまうこともあるので

過失割合が大きくて賠償額が自賠責保険の
範囲内におさまってしまう場合は

①のまず自賠責保険会社に請求し、

足りない分を任意保険会社に支払ってもらう
選択する方がベストです。